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  • 日本キリスト改革派 田無教会

2020年5月17日「目を覚ましていなさい」主日礼拝


  • 聖書箇所:新約聖書 マルコによる福音書13章24-37節

  • メッセージ:ジョンソク・ゴー協力宣教師

おはようございます。 先週も主のお守りと導きの中で私たちの健康と信仰が守られたこと覚えて、神様に感謝を捧げます。今日も先日のように礼拝場所が何処であれ、主に招かれて集められた田無教会でのこの礼拝のうえに、主の備えられた恵みと祝福をお祈りします。 ご存知の通り、先週木曜日、14日、政府は39県の新型コロナ対策の緊急事態宣言を解除しました。そして、残りの8つの都道府県での対応も1週間後の21日をめどに可能であれば今月末までの緊急事態宣言を解除したいという意思表明をしました。これについて様々な考えがあると思いますが、コロナウイルスパンデミックに関するニュースは人々を混乱させ、分裂させ、聖書が語っている人間の罪の本性を明らかにしていきますね。 このような長引くコロナウイルス事態の真ん中を通っている私たち、キリスト者にコロナウイルス事態はどのようなものなのでしょうか。多くの教会が感染を防ぐために、集会を対面から画面に変えました。対面の集会を続けている教会はコロナウイルスの感染元にならないように最大の注意を払っているでしょう。画面の集会を進めている教会は先週39県の緊急事態宣言が解除された今、どういう風に、そして何時、対面の礼拝に再び戻るかを決めるために最大の注意を払っているでしょう。礼拝の持ち方が対面であろう、画面であろうと、皆かひたすら願っているものは、このコロナウイルス事態を安全に乗り越え、健康に生き続けることではありませんか。 しかし、キリスト者としては、コロナウイルスとの戦いがひたすら体の命を守るための努力に留まってしまったとしたら、本当に残念なことであると私は考えております。 こんな時こそ、私たちは主に立ち向かい、自分たちの罪を告白し、御言葉に再び真剣に耳を傾け、コロナウイルスパンデミックの中で神様が私たちに何を語ろうとしておられるかを悟らなければなりません。もし私たちの中で誰かが「わたしは信仰の弱い者なのでそれは出来ません」と言われたら、次の主の御言葉に耳を傾けてみましょう。ヤコブ1章5節 「あなたがたの中で知恵の欠けている人がいれば、だれにでも惜しみなくとがめだてしないでお与えになる神に願いなさい。そうすれば、与えられます。」 イエス様はルカによる福音書11章10-13節を通して、弟子たちに神様は求める者に一番いいものを与えてくださると言われました。 11:10 だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。 11:11 あなたがたの中に、魚を欲しがる子供に、魚の代わりに蛇を与える父親がいるだろうか。 11:12 また、卵を欲しがるのに、さそりを与える父親がいるだろうか。 11:13 このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている。まして天の父は求める者に聖霊を与えてくださる。」 主はこのコロナウイルスパンデミックの中で、私たちが主の備えられた平和を頂き、安心して生きることを願っておられます。しかし、それだけではなく、様々な終末のしるしを通して、私たちの信仰を奮い立たせ、主を信じる者としての輝かしい喜びの証人になることを望んでおられるのではないかとわたしは考えております。コロナウイルスがどんなに怖いものであれ、イエス様が言われた、終末のしるしの一つにすぎません。 第一ペトロ2章9節の言葉の通りに、私たちはこの暗闇の中でも主の慰めと愛とを証しすることが出来ます。 2:9 しかし、あなたがたは、選ばれた民、王の系統を引く祭司、聖なる国民、神のものとなった民です。それは、あなたがたを暗闇の中から驚くべき光の中へと招き入れてくださった方の力ある業を、あなたがたが広く伝えるためなのです。 前回、申し上げた通り、弟子たちは本当に鈍い心を持っていました。しかし、主は愛と忍耐をもって、彼らを愛し続けました。 ヨハネによる福音書13章1節。 13:1 さて、過越祭の前のことである。イエスは、この世から父のもとへ移る御自分の時が来たことを悟り、世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛し抜かれた。 考えてみたら、ロバに乗ってエルサレムに入城するイエス様を、まるで自分たちが警護するような形で、共に入る弟子たちは、その日、何を考えていたのでしょうか。 間もなく世の罪を背負い、十字架に付けられ、死ぬために入城するイエス様の姿とイエス様と共にエルサレムに神の王国を立ち上げ、自分たちを圧制しているローマの支配を切り捨て、主と共にエルサレムに王座を置き、全世界を収める自分たちの姿を描いて、興奮している弟子たちの姿からこの人々が本当にイエス様の弟子であったのか分からなくなってしまいそうですね。 そのような弟子たちは当然、イエス様はこの終末に関する話の二日後、金曜日、世の罪を取り除くための神様の子羊として、ファリサイ派の人々、律法学者たち、祭司長たちに逮捕され、裁かれ、十字架に掛けられ、死ぬための道を歩かれることになっていることを理解することは出来なかったでしょう。世の誉れや名誉に心が捕らえられ、興奮して、わいわいしている弟子たちにイエス様はこの終末の教えを与えてくださいました。 この終末の教えは、弟子たちの質問に対するイエス様の答えだったので、もし私たちが同じ質問を持っているとしたら、ここから主イエス・キリストの答えを探すことが出来ると思います。 今、コロナ事態の中で一番苦しいのはコロナウイルスに関する確かな情報があまりにも欠けていることです。今までコロナウイルスにかかっていることを確実にする証拠の一つは体温が37.5以上になり、その高温が四日以上続く時と言われました。しかし、最近、加藤厚生労働大臣が、新型コロナウイルス感染の疑いがある場合の相談目安「37.5度以上の熱が4日」としていたものが、誤解であったと発表しています。加藤大臣は、『「目安」であって「基準」ではない』と言っていますが、「目安」と「基準」は同義語ですという強い不平不満の反発を浴びせられました。人々は混乱を覚えますね。何が正しい情報なのか分からないので。 しかし、主はここで終末に関する確かな証拠を明らかにしてくださいました。 終末のしるしは何ですか。 戦争と戦争のうわさ 民と民、国と国の戦い 地震、疫病、飢饉 (アモス8章11-12節) 8:11 見よ、その日が来ればと/主なる神は言われる。わたしは大地に飢えを送る。それはパンに飢えることでもなく/水に渇くことでもなく/主の言葉を聞くことのできぬ飢えと渇きだ。 8:12 人々は海から海へと巡り/北から東へとよろめき歩いて/主の言葉を探し求めるが/見いだすことはできない。 迫害 偽預言者や偽メシア 自然界の激しい変化 そして、世界宣教の歩み 殉教者の数(黙示録6章10-11節) 6:10 彼らは大声でこう叫んだ。「真実で聖なる主よ、いつまで裁きを行わず、地に住む者にわたしたちの血の復讐をなさらないのですか。」 6:11 すると、その一人一人に、白い衣が与えられ、また、自分たちと同じように殺されようとしている兄弟であり、仲間の僕である者たちの数が満ちるまで、なお、しばらく静かに待つようにと告げられた。 そして、第二テモテ3章1-5節には終末の様子を次のように描いています。 3:1 しかし、終わりの時には困難な時期が来ることを悟りなさい。 3:2 そのとき、人々は自分自身を愛し、金銭を愛し、ほらを吹き、高慢になり、神をあざけり、両親に従わず、恩を知らず、神を畏れなくなります。 3:3 また、情けを知らず、和解せず、中傷し、節度がなく、残忍になり、善を好まず、 3:4 人を裏切り、軽率になり、思い上がり、神よりも快楽を愛し、 3:5 信心を装いながら、その実、信心の力を否定するようになります。こういう人々を避けなさい。 ここに示されたものは終末のしるしです。このようなしるしが目の前に現れたら、終末が近づいていることが分かります。 そのようなしるしが現れ、時が満ちると主が再びこの世に来られます。 主の再臨はクリスマスの時のように密かな動きではありません。 使徒言行録1章 1:11 言った。「ガリラヤの人たち、なぜ天を見上げて立っているのか。あなたがたから離れて天に上げられたイエスは、天に行かれるのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またおいでになる。」 記録されていたように、イエス様は再臨の時の様子を次のように説明されました。 13:26 そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。 13:27 そのとき、人の子は天使たちを遣わし、地の果てから天の果てまで、彼によって選ばれた人たちを四方から呼び集める。 そして、イエス様は32節から37節の所で、再臨を待ち望む人々が持つべき最も大切な心構えを言われました。イエス様は、この短い文章の中で、四回も「目を覚ましていなさい」という言葉を繰り返されました。イエス様の切迫なお気持ちを読み取ることが可能です。 13:32 「その日、その時は、だれも知らない。天使たちも子も知らない。父だけがご存じである。 13:33 気をつけて、目を覚ましていなさい。その時がいつなのか、あなたがたには分からないからである。 13:34 それは、ちょうど、家を後に旅に出る人が、僕たちに仕事を割り当てて責任を持たせ、門番には目を覚ましているようにと、言いつけておくようなものだ。 13:35 だから、目を覚ましていなさい。いつ家の主人が帰って来るのか、夕方か、夜中か、鶏の鳴くころか、明け方か、あなたがたには分からないからである。 13:36 主人が突然帰って来て、あなたがたが眠っているのを見つけるかもしれない。 13:37 あなたがたに言うことは、すべての人に言うのだ。目を覚ましていなさい。」 「目を覚ましていなさい」という言葉の意味は何でしょうか。 33節に-目を覚ましえいなさい-Be on guard, Be alert警戒する、-何を警戒する 34節にー目を覚ましているようにと-to keep watch監視し続ける-何を監視し続ける 35節に―目を覚ましていなさい-Keep watch 続けて見る-何を続けて見る 37節にー見るーWatch-これはすべての人に言うものだと。 「目を覚ましている」という意味は「寝ないで」という意味ではありません。 敵の攻撃やサタンの悪だくみを知れということでしょうか。 それとも大きな試練に出会う時を悟り、その準備をするために、例えば泥棒が家に侵入することを前もって知って、何か盗まれないように準備しなさいという意味でしょうか。 マタイ24:30 そのとき、人の子の徴が天に現れる。そして、そのとき、地上のすべての民族は悲しみ、人の子が大いなる力と栄光を帯びて天の雲に乗って来るのを見る。 24:31 人の子は、大きなラッパの音を合図にその天使たちを遣わす。天使たちは、天の果てから果てまで、彼によって選ばれた人たちを四方から呼び集める。」 なぜ、ここにイエス様は「地上のすべての民族は悲しむ」と言われたと思いますか。 黙示録14章13節 14:13 また、わたしは天からこう告げる声を聞いた。「書き記せ。『今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである』と。」“霊”も言う。「然り。彼らは労苦を解かれて、安らぎを得る。その行いが報われるからである。」 いつ来られるか知らない主の再臨の時を待ち続けることは相当難しいことかもしれません。だから、イエス様は愛する弟子たちに四回も繰り返されたのではありませんか。イエス様を待ち望む人々は目を覚まして、メシアの訪れをひたすら待ち続けるべきです。 コロナウイルスパンデミックの終息は何時でしょうか。 コロナウイルスの激しい攻撃が続きますね。 大型連休の時、韓国で起きた、クラブでの感染者はすでに150人を超えているとニュースで聞きました。先々週までに、韓国はコロナウイルス事態への対応をよくやっていますと言われていましたが、今までの疲れと、少し良くなったという自信感と、大型連休では少しでも楽しみを味わいたいと思い、人々の気が緩んで、大勢の人々がクラブに駆けつけ、こんな状態になってしまいました。 主を待ち望む人々も同じ危険があると思いますね。 今日の本文でイエス様は36節に「主人が突然帰ってきて。。。」と言われました。 「突然帰ってきた」いというのは僕たちがご主人様の帰りを待っていなかったという意味にもつながりますね。今、イエス様を信じている私たちはイエス様の再臨をどれほど真剣に、待ち望み、主に出会う準備をしていますか。 信じる者としてコロナウイルスパンデミックの中で一番大切な質問は、ウイルスに感染され、死ぬかどうかの問題ではありません。 この終末のしるしが今ここに現れた理由は何だろう。神様は私たちにこのコロナウイルスパンデミックの中で何を教えようと考えておられるのかを知ることです。 イエス様の再臨をどのような気持ちで待っておられますか。 もし私たちがイエス様を熱烈に待っているのであれば、私たちの信仰の生活はどう変わるのでしょうか。 今日の本文の34節です。 「僕たちに仕事を割り当てて責任を持たせた」とイエス様が言われました。 そして、「門番には目を覚ましているようにと、言いつけておくようなものだ。 神様が自分に割り当てられた任務は何だろうと真剣に考える時期ではありませんか。 神様はご自分を信じる人々に様々な賜物を与えてくださいました。その賜物を生かして、主に栄光を帰するために何をすべきかを考えてほしいですね。 礼拝に参加することだけで、主が私たちに割り当ててくださった責任を果たしたと思わないでください。今回こそ、私に割り当てられたご主人様からの責任は何だろうと真剣に考えてほしいですね。 そして、門番には「目を覚ましているように」と言いつけておくようなものだと。 門番と僕たちが一緒になって、主人が帰る時を待ち望みつつ、共に力を合わせて、主を迎え入れる準備をすることが求められている時期です。 今日の本文を通してイエス様は「わたしがメシアだ。私を待ちなさい」と言っておられます。このイエス様の声を聴いた大勢の人々は言いました。 黙示録22:20 以上すべてを証しする方が、言われる。「然り、わたしはすぐに来る。」 アーメン、主イエスよ、来てください。 22:21 主イエスの恵みが、すべての者と共にあるように。 なぜ、多くの信仰の先輩たちは迫害され、ののしられ、嫌がられ、苦難の道を歩かれたのでしょうか。使徒パウロの告白を聞いてみましょう。 使徒26:23 つまり私は、メシアが苦しみを受け、また、死者の中から最初に復活して、民にも異邦人にも光を語り告げることになると述べたのです。」 使徒26:28 アグリッパはパウロに言った。「短い時間でわたしを説き伏せて、キリスト信者にしてしまうつもりか。」 26:29 パウロは言った。「短い時間であろうと長い時間であろうと、王ばかりでなく、今日この話を聞いてくださるすべての方が、私のようになってくださることを神に祈ります。このように鎖につながれることは別ですが。」 一コリ 15:19 この世の生活でキリストに望みをかけているだけだとすれば、わたしたちはすべての人の中で最も惨めな者です。 15:20 しかし、実際、キリストは死者の中から復活し、眠りについた人たちの初穂となられました。 数多く記録されている信仰の先輩たちの証は簡単明瞭だったですね。 神から遣わされたイエスはこの世の罪を背負い、十字架に死に、三日後に復活された。このイエスを信じなさい。そうすればあなたもあなたの家族も救われます。 彼らはこの福音を告げ知らせるために自分たちの命さえ、捧げました。 今日の本文を通して、わたしたちは主の御声を聞きました。 主は私たちに「目を覚ましていて」、突然あなたの所へ行く、私に出会う準備をしなさいと切迫な気持ちで言われました。 コロナウイルスパンデミックの中でもその希望と喜びに、私たちの救い主イエス・キリストに会いたいという、満たされ、確信をもって、大胆に主の民としての歩みを続けましょう。 引き続き、主が私たち一人一人をコロナウイルスからお守りくださり、そして「目を覚ましていて」間もなく再臨なさる主に出会う準備に万全を期する主の民として成長させてくださいますように。

田無教会 ジョンソク・ゴー協力宣教師

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